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【筋トレ後にお酒を飲みたい!】筋トレ後のお酒の影響と対策を知ろう!
2017.10.13(更新日2022.04.06)

 

筋トレ後のお酒で、筋トレが台無しになってしまうんじゃないか?でもお酒も楽しみたい!そんな悩みを持っている人も多いと思います。

 

お酒を飲まない方が良いのはわかっているけど、飲みたい時はどうするの?

 

そんな悩みに応えるために、今回は筋トレ(トレーニング)とお酒の関係をご紹介した上で、トレーニングに取り組みながら上手くお酒と付き合う方法についてご紹介します

 

是非参考にしてみてください。

 

【筋トレ後にお酒を飲みたい!】筋トレ後のお酒の影響と対策を知ろう!

まず初めに、お酒を飲むことでもたらされる体への影響を7つご紹介します。

7つの影響を明確にした上で、対策を確認していきましょう。

 

お酒が体にもたらす7つの影響

 

(1)脱水症状でリカバリーできない

参照「PictureFit」youtube

アルコールには利尿作用があり、トイレの回数も増え、脱水症状になりやすくなります

 

脱水症状は、血液の流れを悪化させるため、必要な栄養素が必要な所に届きずらくなります。その結果、筋トレによって傷ついた筋組織を修復するために必要な栄養素を運び辛くなってしまいます。

 

(2)発ガン性物質

参照「PictureFit」youtube

お酒を飲むとアルコール分解過程で必ずアセトアルデヒドという毒性成分が体内に発生します。

 

このアセトアルデヒドは、タバコやアスベスト同様、発ガン性物質とも言われています。

 

また、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなってしまうような体質の方は、アセトアルデヒドを分解する能力が弱かったりもするので、より一層発ガン性物質の危険にさらされやすくなります。

 

(3)NO GYM NO GAIN

参照「PictureFit」youtube

NO GYM NO GAIN =ジムに行かなければ、体は変わらない!

 

前項でご紹介した毒性物質アセトアルデヒドは二日酔いを引き起こす原因です。うまく体内でアセトアルデヒドが代謝できないと、二日酔いを引き起こします。

 

その結果、二日酔いはやる気を削ぎ、ジムやトレーニングへ向かう足を遠のけてしまいます。

 

筋トレは毎日の積み重ねが大切だと思いますので、定期的にトレーニングをする習慣を妨げる要因になってしまいがちなのがお酒です。

 

(4)お酒を飲むと食欲のリミットが外れる

参照「PictureFit」youtube

お酒を飲むと、食欲をコントロールするレプチンというホルモンの分泌が減少するといわれています。

 

レプチンの減少により、暴飲暴食に歯止めが効かず、ついつい食べ過ぎてしまいます。

 

筋トレをダイエットやボディメイクの一環として取り入れている方は、お酒を飲むことで、食欲のリミッターが外れやすくなるため、暴飲暴食でこれまでの努力が無駄にならないよう注意しなければなりませんね。

 

(5)テストステロンの減少

参照「PictureFit」youtube

筋肉に欠かせないテストステロンの分泌がアルコールの消費量によって減少すると言われています。

減少したテストステロンが正常に戻るまでにかかる時間は36時間だそうです。*

その間はタンパク質の合成能力も低下してしまいます。

 

テストステロンが正しく機能し、タンパク質の合成がしっかりと行われることで、筋トレの効果が次第に現れてきますが、一回の飲酒を行うことで、36時間はコンディションが低下するため、翌日の筋トレ(トレーニング)にも影響が出やすくなってしまいます。

 

(6)脂質を体に溜め込んでしまう

参照「PictureFit」youtube

アルコールの摂取により、アルコール代謝が優先され、グルコースと脂質が体内に蓄積されるようになり、肥満の原因となりやすくなります。

 

(7)睡眠の質の低下

参照「PictureFit」youtube

飲酒により睡眠の質が低下すると言われています。これはタンパク質の合成に影響を与え、筋肉の修復疲労回復に大きな影響を与えます。

 

では実際にどのように対処していけば良いのか?

 

オススメのアルコール対策

(1)水分摂取をしっかりと行う

上記でもお伝えしたように、アルコールを摂取することで脱水症状に陥りやすくなります。お酒を飲んでいるから大丈夫というわけではなく、意識的にお水を摂って水分補給を意識しましょう。

 

(2)飲酒する前に水分、タンパク質、炭水化物を補給する

運動後の体は、脱水を防ぐための水分補給、タンパク質の合成を促進するために、タンパク質を必要とし、グリコーゲンの貯蔵を増加させるために炭水化物を必要とします。これらを意識的に補給を行いましょう。

 

(3)アルコール度数の低いビールを選ぶ

アルコールジャーナルに掲載された研究では、アルコール濃単品通販が高いお酒ほど、脱水の可能性が高いことが示されました。アルコール度数が9%以上のものではなく、アルコール度数が3.5%など低い度数のビールを飲むと脱水度合いに違いが出る可能性があると言われています。

 

(4)ビタミンB1を摂取する

アルコールを沢山飲んだ時、アセトアルデヒドと呼ばれる二日酔いの元となる毒素を分解するためのアセトアルデヒド脱水素酵素が、対応しきれなくなり、ビタミンB1を使用した別の方法で体はアセトアルデヒドを分解し始めます。そのため、筋肉のリカバリーに欠かせないビタミンB1を大量に消費してしまうので、ビタミンB1を積極的に摂取しましょう。

 

(5)サプリメントの活用

現在は、ウコンやシジミ、肝臓水解物など、たくさんの種類のアルコールケア飲料やサプリメントが売られています。その中でもアルコール分解に関わる栄養素を補給していくことが大切です。

アルコール分解にはアルコール分解酵素やアセトアルデヒド分解酵素、これら酵素の働きをサポートするビタミンミネラルなどがあります。

お酒が弱い人は特に、酵素が不足していますので、ビタミンミネラルの補給と合わせて酵素の補給を意識してみるとよいと思います。

 

 

まとめ

お酒は飲まないに越したことは無いですが、どうしても飲みたい!どうしても飲まなければいけない!という時があります。

 

そんな方は是非参考にしてみてください!

 

 

 

※今回ご紹介した動画は「PictureFit」様の貴重な作品です。

*上記にて表示されいている数字はyoutube動画に起因するものです。

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アスリートコレクション編集部

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