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【一流選手が行う食事目標の立て方】心機一転!年始に取り組もう!
2019.01.17(更新日2021.02.04)

2019年。

年も明け、気分も新たになっている選手も多いのではないでしょうか。

 

2018年を振り返り、新たな年をスタートさせるにあたって、この時期は目標を立てたり、整理をしたりするいい時期なのではないかと思います。

 

そこで私が様々な選手と接してきて思う年始の食事の目標の立て方について3つのポイントをお話します。

なにかの参考になれば幸いです。

 

1.身体の内側と向き合う

ついついアスリートはフィジカルに意識が向きがちです。

どこが張っている、どこかが違和感がある、重さがあるなど。

ここをフィジカルの面だけでなくインナーに目を向けていきましょう。

1年間頑張った身体の内側の部分に目を向けていきます。

 

私が出会った選手の中ですごいなと感心したのは、

「年末に1年頑張った身体のことを考えてみました。そしたらすごく内側が疲れてるなって感じがあって・・・。だから今年は内側のケアもしっかりやりたいです。」

と連絡をくれた選手でした。

 

なかなか静かに考える時間をとる習慣がない選手も多いです。

1年の締めくくりや年が明けて、目標やゴールを考えるときに、自分の内側の感覚を一回確認しておきましょう。

「そういえば、年末年始でoffの割には疲労の抜けが悪い」

「なんか胃がもたれているような」

そんな合図を見逃さないで!!

 

2.自分の目標と食事を関連づける

2019年の目標に食事の摂り方を関連させていきましょう。

よく選手に行うことは、

「付箋を使った目標整理」です。

⑴ 今年の目標を決める

⑵ その目標に対して必要なこと、現在の課題を書く

⑶ ②に対して今から自分ができる行動をいくつも書き出す

 

<例えば>

⑴ インターハイで優勝

⑵笛が鳴るまで走り続けられる持久力

⑶走り込み強化。練習後のケア、ストレッチ。練習直後(30分内)の補食をしっかり摂る(バナナとプロテイン)。睡眠時間の確保のためのスマートフォーンの時間を1時間削る。

などです。

具体的な行動に、今からでもできそうなことを考え、字に起こすことです。

 

食事だけ整えたとしても、パフォーマンスはなかなか上がりきりません。

食事は目標に対する現在の課題の解決策の1つです。

また「バランスよく食べます」「たくさん食べます」とつい行動がほわっとしがちです。

だから出来る行動をしっかり自分事で考えて、無理のない選択をしていくことが大事です。

これが年始にしっかり決まってくるとそのあとの行動がスムーズなように思います。

 

3.人に感謝を。

これは栄養がどうこうの話ではないのですが、

サッカー選手である前に人。

水泳選手である前に人。

アスリートである前に人です。

 

トップを極め続けている選手は、料理を作ってくれている人や、私のように食事のアドバイスをしてくれる人への感謝の気持ちをしっかり言葉にしてくれます。

年始のご挨拶をこれからも関わり続ける方に言える人こそが、長く現役でい続けている印象です。

 

以上3つのポイントをお伝えしました。

2019年、スタートを切りました。

実りある1年となるように納得のいくスタートをきって、競技してほしいと思います。

 

sato

頑張れ!

選手たち!

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中央大学競泳部/HONDA(実業団チーム) ソフトボール/東光教育センター競泳/チーム今治サッカー/東京朝鮮高校ラグビー/武蔵大学アメリカンフットボール/その他、陸上長距離選手、ダンサー、野球選手など様々な方の個人栄養サポート。 パーソナル栄養サポート、セミナー講師、ライター活動、レシピ開発なども行いながら、「あなたのかかりつけ栄養士」として活動をしている。
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