以前ご紹介した、素早いステップを踏むための脳トレでご紹介した超高速ステップのアメフト選手とサッカー選手の中で世界トップクラスのステップワークを持つクリスティアーノロナウド選手のステップ対決動画を分析してみました。
分析結果から見えたもの
アメフト選手からはアメフトの要素が、ロナウド選手からは世界屈指のドリブラーとしての要素が見えましたので、一緒に動画を見てみましょう!
ステップ対決は一般的なラダーを用いてセッションのように披露し合うような対決になっています。
超高速ステップワークを持つアメフト選手のアメフト的要素
上半身のブレは一切なく、腰から下が高速に動いている状態です。
体の軸や上半身のブレが少ないので、バランスを崩すことなく、むしろ、フィジカルコンタクトを受けても動じない姿勢でステップを踏んでいます。
アメフトでは、DFは相手の体めがけてタックルをしてきます。フィジカルコンタクトにも耐え、ステップワークで瞬時に多方面に身をこなせるような姿勢であることがわかります。
リアクションに対応できる受け身の姿勢です。
世界屈指のドリブラー「ロナウド」選手のドリブラー的要素
ロナウド選手の上半身の動きに注目して見てみてください。
ロナウド選手のステップとアメフト選手のステップの大きな違いは、ロナウド選手の場合はステップワークのスピードもさることながら、上半身の軸をキープしながら、横への揺さぶりが入っているのがポイントです。
これは、スポーツ種目の違いだと思います。
ロナウド選手は無意識のうちに横への素早い揺さぶりが入っています。
主導権を持ってフェイントをかける攻撃的姿勢です。
自分がDFになったつもりでもう一度動画を見てみよう!
サッカー選手の場合、高速ステップももちろん大切ですが、揺さぶりも大切な要素です。
自分がDFになったと思って、動画を改めて見ていただくとわかると思いますが、対応した場合にどちらの選手の方が左右に揺さぶりをかけられるか?
という観点で見てみてください。
きっとロナウド選手の方がスピードに乗った状態で横に揺さぶられる感覚を覚えると思います。
この高速ステップと軸がぶれない横への揺さぶりこそが、世界屈指のドリブラーである要因の1つだと思います。
※ご紹介した動画は「iamluisbadillojr」様の貴重な作品です。
過去の記事「素早いステップを踏むための脳トレ」動画はこちら

【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体