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【朝食が喉を通らない選手へ!】食べれない原因と2つの対策方法
2018.07.30(更新日2025.09.12)

 

「たくさん食べる選手は強い!」

そういう言葉が耐えないスポーツ現場。

確かによく食べる選手はパフォーマンスも高いなと思うことはよくあります。

 

その中でも選手や親御さんたちの課題として大きいのが朝ごはんがなかなか食べられないことです。

朝からストレスなくしっかり食べれたほうが、1日の活動も大きく違ってきますね。では、現場で朝が苦手な選手に対してどうアプローチするのかをご紹介致します。

 

原因は前夜の食事かも?

ただ単に朝が弱いのか、食が細いのか色々理由がありますが、「夜遅くに食事をすること」に原因がある選手が多いと感じています

 

練習を夜遅くまで行い、帰宅後身体を大きくするためにひたすら食べて、寝る。

 

そんな毎日といった選手も多いのではないでしょうか。この問題がクリアになるだけで、だいぶ朝から食べられる選手が多くなります。

 

やはり夜に多くの食べ物を食べてしまうと、どうしても次の日気持ちよく起きることができません。

 

夜遅い食事のデメリット

食事から摂ったエネルギーが消費されない

消費されなかった余分なエネルギーは脂肪として蓄えられます

脂肪を増やしたくないアスリートもけして少なくはないと思うのでこのようなデメリットは少なくしていきたいですね。

 

◆『成長ホルモン』の分泌が悪くなる

成長ホルモンがしっかり分泌できるのは、血糖値がある程度下がっていることが必要となります。

そのため、食べた直後の血糖値があがった状態のまま眠ってしまうと、なかなか成長ホルモンが分泌されにくいのです。

成長ホルモンは疲労回復にも欠かせないので、分泌が悪くなってしまうと、その分次の日に疲れが残りやすくなります。そうすれば自ずと食欲も減ってきてしまいますね。

成長期のジュニアアスリートには疲労回復だけでなく、成長の妨げにも繋がってしまいます。

 

朝食が食べれるようにする2つの方法

上記で書いたデメリットを少なくしていきたいですが、練習のスケジュールを自ら決められる選手は少ないと思います。そういう選手には、2つの対策を提案します。

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中央大学競泳部/HONDA(実業団チーム) ソフトボール/東光教育センター競泳/チーム今治サッカー/東京朝鮮高校ラグビー/武蔵大学アメリカンフットボール/その他、陸上長距離選手、ダンサー、野球選手など様々な方の個人栄養サポート。 パーソナル栄養サポート、セミナー講師、ライター活動、レシピ開発なども行いながら、「あなたのかかりつけ栄養士」として活動をしている。

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