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【コンディショニングやカラダ作りにおすすめ食材!】まごはやさしいを紐解く-前編-
2021.03.29(更新日2021.08.17)

 

「まごはやさしい」って聞いたことありますか?

聞いたことがある人は、「ま」「ご」「は」「や」「さ」「し」「い」それぞれが何を指しているか言えますか??

「まごはやさしい」は食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されているバランスの良い食事の覚え方です。

バランスの良い食事はもちろん全ての人にとって大切なことですが、アスリートやジュニアアスリートにとってはどんなメリットがあるのでしょうか?

「まごはやさしい」の食材を紐解きながらみていきましょう。

 

まごはやさしい

まずは、「まごはやさしい」に該当する食材を覚えましょう。

 

いかがでしょう?「まごはやさしい」全て、毎日の食事に取り入れられていますか?

それぞれに含まれている栄養素の特徴を知ると、積極的に取り入れたい理由がわかるはずです!

 

「まごはやさしい」の栄養素を分析!

「ま」:まめ

ビタミンB群、カルシウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維、ポリフェノール

◆大豆・大豆製品...たんぱく質(畑の肉とも呼ばれる)、大豆イソフラボン

 

「ご」:ごま(ナッツ類)

不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム・銅・亜鉛などのミネラル

 

「は(わ)」:わかめ(海藻類)

食物繊維、マグネシウム・ヨウ素などのミネラル

 

「や」:やさい

ビタミンC、食物繊維、ベータカロテン(緑黄色野菜)

 

「さ」:さかな(魚介類)

たんぱく質、ビタミンD、DHA/EPA(n-3系脂肪酸)、タウリン

 

「し」:しいたけ(きのこ)

食物繊維(βグルカン)、ビタミンB群、カリウム

 

「い」:いも

食物繊維、カリウム

◆じゃがいも・さつまいも...ビタミンC

◆さといも・ながいも...ムチン

 

いかがでしょうか?アスリートにとって大切と言われる栄養素がとても多く登場します。

たんぱく質はご存知の通り、カラダ作りに欠かせない栄養素で多くのアスリートが十分な摂取を心がけていると思います。

ビタミンB群「糖質」「脂質」「たんぱく質」の3大栄養素を活用するために必要ですし、カルシウムマグネシウム骨の強化にはもちろん、筋肉の動きにも欠かせません。

ビタミンCビタミンEβカロテンポリフェノールのもつ抗酸化作用n-3系脂肪酸抗炎症作用は体のケアのために重要です。

多くのアスリートが不足しているという報告もあるビタミンDカルシウムの吸収サポート、骨格筋の機能維持、免疫力向上のためにも不足させたくない栄養素として知られています。

食物繊維腸内環境を整える効果があるため日々のコンディショニングには欠かせません。

このように、アスリートが積極的に摂りたい栄養素を豊富に含む一方で、取りすぎには注意したい飽和脂肪酸などの脂質や精製された炭水化物などは少ないということも「まごはやさしい」食材のメリットです。

 

まとめ

カラダづくりやコンディショニング、パフォーマンスアップのために良いということは分かったけれど、1日で摂るにはどうしたら良いのだろう・・・?という悩みもあるかもしれません。

後編の記事では1日の中に「まごはやさしい」を全て組み込むための工夫をご紹介します。

お楽しみに!!

 

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【小学生からできる食事トレーニング習慣!】 パフォーマンスアップ冷蔵庫づくりのすすめ

 

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乳井 優生

2015年管理栄養士免許取得/株式会社東急スポーツオアシス/2016年株式会社イースウェア(料理教室主催、スポーツ栄養講習、栄養相談など)/2017年市立砺波総合病院(公認スポーツ栄養士養成課程受講開始)/2019年10月公認スポーツ栄養士登録/2020年〜フリーランスとして活動。レシピ執筆、記事監修、コラム執筆、スポーツ栄養講習、スポーツ栄養マネジメント、カウンセリングなどを行う。
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