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【走りが遅い選手へ!】陸上選手に学ぶスピードアップドリル
2017.05.26(更新日2017.09.13)

 

FWの選手はもちろんですが、サイドバックの選手やディフェンスの選手もサッカー選手にとってスピードは武器になります。

 

最近では、世界最速の男「ウサインボルト選手」が今期で引退をして、プロサッカー選手を目指すと発表して話題になっていますよね。日本代表香川選手が所属する「ドルトムント」へ練習参加するとか?しないとか?

クリアしなければならない課題は多いと思いますが、世界最速のスピードがどこまでサッカーで生かされるのか?気になります。

 

それだけ、サッカーにおいてスピードは一つの武器です。

ということで、今回は陸上選手からスピードアップに繋がるトレーニングを学んでみましょう。

 

スピードアップに役立つ3つのドリル

 

①:Arm swing commands

腕の角度を写真で確認してみて!
参照「Micheal Wellington」youtube

スピードアップのトレーニングで腕のトレーニングをするサッカー選手は少ないと思いますが、陸上選手は腕の振りがランニングスピードに影響することを理解しているので、腕を振るトレーニングを用いる選手も少なくありません。

陸上選手に習って、スピードアップにつながら腕の動きを改善していきましょう。

意識するポイントは4つ

・前腕の角度は90度

・前腕の手のひらは頭の横あたりまでしっかりと

・後ろ腕の手のひらはお尻のポケットあたりまでしっかりと

・体幹を引き締めて素早く腕を振る

※腕振り連続2回 or 3回に分けて、ポイントを意識しながら正確に素早く行いましょう。

 

②:Sprint wall commands

足と体のラインが一直線になるように!
参照「Micheal Wellington」youtube

意識するポイントは3つ

・しっかりと地面を踏み込む感覚を得ること

・ブレない体幹を意識すること

・膝の引き上げを素早く行うこと

踏み込んだ時に上半身や胴体がブレるとスピードが体に伝わりません。体幹を意識しながら行いましょう。

※踏み込みを連続2回 or 3回に分けて行いましょう!

 

③:Acceleration wall drill

背中が丸まったり、上半身がブレたりしないように!
参照「Micheal Wellington」youtube

5〜7秒間連続して行いましょう!

②のポイントを意識しながら、地面にしっかりとパワーを伝え、足の回転数を上げていくことが大切です。

決められた秒数の中で何回ステップを踏めるかを測定し、今後のトレーニングの成長指標にするのも良いですね。

 

 

次のステップとしてこちらのトレーニングもオススメ

今回ご紹介したトレーニングは実際のスプリント態勢を意識して前傾姿勢でトレーニングを行ってきました。

前傾姿勢を意識した状態で実際のスプリントトレーニングが出来るのが坂道ダッシュです。

是非こちらも併せて挑戦してみてください!

クリスティアーノ・ロナウド選手が行う坂道ダッシュのポイント

 

 

 

※今回ご紹介した動画は「Micheal Wellington」様の貴重なyoutube作品です。

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中出寛省

ACトレーニングコーディネーター株式会社サモリット
【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体

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