今回は女子のフランス代表チームが取り入れているリアクションドリルをご紹介します。
リアクションドリルに関してはこれまでもアスリートコレクションで様々な種類のドリルをご紹介してきました。
今回のドリルは、耳で指示を聞き、瞬時に指示を判断し、それに応じたリアクションを行うドリルですが、指示によって動き出しの方向や体の向きが異なるメニューです。
実際のプレーシーンでも、シーンに応じて瞬時に判断し、どんな身のこなしを行えば良いのかを判断しなければなりませんよね。
そんなことをイメージして行ってみてはいかがでしょうか?
それでは、早速、動画を参考にしながらチェックしていきましょう!
トレーニングの方法
◆4色のマーカーを準備。
◆写真の様に、前・左右・後ろに色分けしたゲートをマーカーで作成し、小さな枠を作成。
◆トレーニングを行う選手は、枠の中心にスタンバイ。
◆コーチの声で、カラーの指示。
◆緑の場合は、緑のマーカーの間を通ってから前方へスプリント。
ポイント
コーチの指示に素早く反応して、最終目的地であるスプリントのゴール地点を意識しながらも、場合によっては目的地とは違う方向へ一度ステップを切ってからスプリントを行いますので、最終目的地を意識しながら、素早い身のこなしを行います。
また、2列で競争しながら実施することで、よりスピードが求められます。
応用編
画像の様に、後ろ向きの状態から指示に反応して、スプリントを行うメニューも同時に取り入れると良いと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本来行きたい方向が決まっていたとしても、一瞬の判断で、行きたい方向とは違う方向へステップを切り、身のこなしを行なってからスプリントしなければならない場面も実際のプレーシーンでは存在すると思います。
是非そんなことをイメージしながら参考にしてみてください。
※今回ご紹介した動画は「Fédération Française de Football」様の貴重なyoutube作品です。
【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体