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【力強いプル動作を養おう!】ストレートアームプルオーバー
2018.01.17


 

今回はストローク動作中のキャッチ〜プル局面を意識したストレートアームプルオーバーをご紹介します。

このトレーニングで腕の付け根から動かすストローク感覚を養っていきましょう。

今回のトレーニングでも肩甲帯の正しい位置が大切になってきますので、事前に確認してから行ってみてくださいね!

>>>肩甲骨の正しい位置の作り方

 

トレーニングの方法

原英晃 トレーニング写真

ダンベルとバランスボールを準備して行っていきます。

ダンベルが無い場合は、ペットボトルや辞書でもOKです。

バランスボールが無い場合は、ベンチや椅子で代替えしましょう。

 

原英晃 トレーニング写真

肩甲骨が常に下がっている状態を意識しながら腕の付け根から動き出す事を意識して動作を行っていきます。

手のひらは常に天井に向く事を意識して動作しましょう。

この動作の繰り返しです。

 

ポイント

原英晃 トレーニング写真

単調な動作ですが、開いた脇を閉じていくイメージで、常に自分の体幹から近いところから動作が起こっている感覚を覚えましょう!

 

原英晃 トレーニング写真

手のひらの向きが常に天井に向くように動作を行なっていきますが、

泳動作中も手のひらの向きを自分の目で確認することができませんので、このエクササイズで腕の動き(ストローク)に合わせて、手のひらの向きを手首でコントロールする感覚を研ぎ澄ましていきましょう。

普通のウエイトトレーニングだとダンベルを手で掴んで行うケースも多いですが、泳ぎにつなげるという意味で、重りを手のひらに乗せた状態でできるとよりよいでしょう!

分厚い辞典(雑誌等)を手のひらに乗せてやることも有効です。

辞書などを落とさない様に注意することで手のひらの向きにも意識が向きます。

 

原英晃 トレーニング写真

動作中に綺麗な姿勢を作るのもトレーニングなので、バランスボールだとより複合的なトレー二ングになりますよ。

是非参考にしてみてください。

 

 

※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。

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元200m自由形日本記録保持者/元400m・800mリレー日本記録メンバー/1998年アジア大会金メダルリスト/2001年福岡世界選手権ファイナリスト/1993〜2015年まで23年連続日本選手権(2011年代表選考会を加算)に出場/40歳を過ぎた現在でも未だ日本の第一線で活躍中の鉄人スイマー/全国各地でスイムクリニックや研修会の講師を務め、ジュニアからマスターズスイマー、トップアスリートまで幅広く指導

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