スポーツ選手のための体づくりメディア

AthleteCollection / アスリートコレクション

【コンビネーションへ繋げよう(4) 】ボードプル(スムース)
2017.09.14

 

キックは使わずにストロークだけで泳ぎますが、あえて浮力の大きなキックボード(ビート板)を挟むことで、体幹部への刺激を増やし、コアの安定とそこからの連動を学習していきます。

コンビネーションへ繋げよう①〜③で行なってきたストロークとローテーションのポイントを再現できるように取り組んでみましょう。

 

目次

①水中正面から見たポイント

②水中横/陸上横から見たポイント

③陸上正面/後方から見たポイント

 

 

①水中正面から見たポイント

 

泳動作にはフラットな局面があることを理解し、左右のストロークやローテーションとのタイミングを確認していきましょう。

ストローク動作中は、指先でプールの底に真っ直ぐな線を引くようなイメージを持って行なえるとよいですね。

 

動画で動作を確認しよう!

 

 

②水中横/陸上横から見たポイント

ストローク動作中に、左右の腕が肩のラインよりも前(頭側)にある時間を確認しましょう。

 

動画で動作を確認しよう!

 

 

③陸上正面/後方から見たポイント

 

胸椎ローテーションの動作に釣られて、骨盤の傾きが大きくなると、大腿部に挟んだキックボード(ビート板)が、左右に大きくぶれてしまいます。腹筋群を働かせて骨盤の傾きを抑えること、そして、股関節回旋が可動すると、脚に挟んだキックボードが左右にぶれにくくなります。

キック動作は行ないませんが、キックを水底方向へ打ちこむ意識を忘れずに持ち、練習に取り組めるよよいですね。

 

動画で動作を確認しよう!

 

 

 

※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。

 

【食事による内臓疲労がコンディションを落とす】元日本代表「鉄人スイマー」の食事法

The following two tabs change content below.
元200m自由形日本記録保持者/元400m・800mリレー日本記録メンバー/1998年アジア大会金メダルリスト/2001年福岡世界選手権ファイナリスト/1993〜2015年まで23年連続日本選手権(2011年代表選考会を加算)に出場/40歳を過ぎた現在でも未だ日本の第一線で活躍中の鉄人スイマー/全国各地でスイムクリニックや研修会の講師を務め、ジュニアからマスターズスイマー、トップアスリートまで幅広く指導

最新記事 by 原英晃 (全て見る)

クロール

Swimをいいね!して最新情報を受け取る

Swimをフォローして最新情報を受け取る

  • 疲労へのアプローチ!
  • 食事方法で差をつける

体づくりのヒント

この記事を見ている人はこんな記事も見ています

水泳の新着記事

スポーツ栄養の新着記事