正しいストリームラインを作っていくうえで、ポイントとなるのが肩甲骨の位置です。
肩甲骨の正しい位置の作り方については以前ご紹介しましたので、まだチェックできていない人はそちらをご覧ください。
肩甲骨の正しい位置の作り方
>>>https://www.athlete-collection.com/swim/land-training/scapula/
方法
肩甲骨の位置を下げ、やや内側に寄せた状態(肩甲骨の下制、内転)を作ってから、両腕を左右に広げていきます(肩甲骨の上方回旋)。
そのまま頭上で手を組み、耳のふちの部分に上腕が当たるようにして、頭を挟みストリームラインを作ります。
ポイント
ストリームラインを作った時に、腰が反らないようにドローインを行ない、胸郭と臀部も締めて、横から見た時にまっすぐなラインを作れるように意識しましょう!
※ドローイン:腹式呼吸で呼気とともに腹部を軽くへこませ、そのまま状態を維持したまま、呼吸を繰り返すことができるようにします。
ダメな例
肩甲骨が挙上し、肩をすくめるような形(肩をほっぺたにつけるような感じ)は力が入りづらくなり、強いバタフライキック(潜水キック)を打ち込めない可能性があります。形状抵抗を減らす意識はとても大事ですが、極端に肩と首の間のスペースを潰さないように、肩甲骨の位置に注意しましょう!
頭の後ろで手を組む形も、背中にくぼみができ抵抗が増えてしまうのでNGです!
※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。