スポーツ選手のための体づくりメディア

AthleteCollection / アスリートコレクション

【水をしっかり捉えよう!(2)】縦のスカーリング・キャッチポジション
2017.07.24(更新日2017.09.14)

キャッチポジションでのスカーリング(記事はこちら>>>https://www.athlete-collection.com/swim/crawl/scouring-normal/)が上手くできるようになったら、次は縦方向に動かすスカーリングで水を捉える感覚を養っていきましょう。

感覚を掴むためには少し難易度が高いドリルですが、クロールのストローク動作のキャッチ局面をイメージして取り組んでみてください。

 

 

目次

①正面から見たポイント

②水中横から見たポイント

 

 

①正面から見たポイント

 

クロールのキャッチ動作により近づけた動きになります。

頭よりも前の位置で水を捉える意識を持って、指先から水底へ沈めていくように腕を動かしていきます。

指先、手首、肘という順番で、同じ軌道を通り、同じポイントを通過させていく意識で動かしてみましょう。

 

動画で動きを確認しよう!

 

 

②水中横から見たポイント

 

指先の軌跡が楕円形のカーブを描くように、前方斜め下へ動かしていきます。

手のひらや前腕部で水を捉える感覚も大事ですが、水を捉えた際に水の重さを腕の付根にある大きな筋群(広背筋など)に感じることができているか、確認してみてくださいね。

キャッチ局面のみを意識したドリルになるので、肩のラインよりも前で動作が完結するように行ないましょう。


動画で動作を確認しましょう!

 

 

※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。

 

【食事による内臓疲労がコンディションを落とす】元日本代表「鉄人スイマー」の食事法

The following two tabs change content below.
元200m自由形日本記録保持者/元400m・800mリレー日本記録メンバー/1998年アジア大会金メダルリスト/2001年福岡世界選手権ファイナリスト/1993〜2015年まで23年連続日本選手権(2011年代表選考会を加算)に出場/40歳を過ぎた現在でも未だ日本の第一線で活躍中の鉄人スイマー/全国各地でスイムクリニックや研修会の講師を務め、ジュニアからマスターズスイマー、トップアスリートまで幅広く指導

最新記事 by 原英晃 (全て見る)

クロール

Swimをいいね!して最新情報を受け取る

Swimをフォローして最新情報を受け取る

  • 疲労へのアプローチ!
  • 食事方法で差をつける

体づくりのヒント

この記事を見ている人はこんな記事も見ています

水泳の新着記事

スポーツ栄養の新着記事