ドリブルでワンステップフェイントをした際に、相手のDFを振り切れず、捕まった経験がある方も多いのではないでしょうか? 体を入れられたり、体をぶつけられてバランスを崩したり・・・私も経験あります。
今回は、マンチェスターユナイテッドに所属するMFポール・ポグバ選手の「キレとパワーを高める」瞬発トレーニングをご紹介します。
ドリブルや1対1のDF対応能力の向上にオススメです。
プレーシーンを意識しながら取り組んでみましょう!
お伝えしたいポイント2つ
今回のトレーニグでお伝えしたいポイント
(1)瞬発スピードの強化
(2)相手を抜き去る時のフィジカル強化
それでは、動画を参考にしながらポイントを一緒にみていきましょう。
トレーニングの方法
メディスンボール(体幹トレーニングなどで使われる重さのあるボール)を使ってトレーニングをしていきます。

参照「BuzTv」youtube
(1)右足を踏み出したと同時にメディスンボールを投げてもらい

参照「BuzTv」youtube
(2)着地と同時にボールをキャッチ

参照「BuzTv」youtube
(3)ボールをキャッチしたらスグに左方向へ体重移動させながらボールを投げましょう
トレーニングのポイント
◆切り返しの瞬発スピードと共に、しっかりと上半身が付いてくること
◆上半身にもパワーが入る状態を作ること
このトレーニングでは、メディスンボールを受けた瞬間に、右方向へ踏み込んだ際に生まれる体重移動の負荷とメディスンボールの負荷を瞬時に逆方向へ切り替えるパワーが必要になります。
下半身だけでなく、上半身が付いてこないと、上半身が浮いてしまい、瞬発スピードが出ないばかりかフィジカルコンタクトにも弱くなってしまうので、上半身もしっかり意識しましょう。
まとめ
相手を交わそうと、体重移動や切り返しを行なった瞬間はバランスを崩しがちですが、フィジカルコンタクトが生まれやすい瞬間です。
瞬発スピードと共に、下半身から生まれるパワーをしっかりと上半身にも連動できる体の使い方を養い、スピードだけでなくフィジカルコンタクトにも負けないプレーを意識していきたいですね。
そのためには
腰の使い方も重要だと思っています。
私は動き出しや切り返しの時は腰の動きをイメージする癖があるほどです。
その事を少し書いたのがこれです。
【スピードとパワーを生み出す】ロッベン選手の「腰」を使ったサイドステップトレーニング - アスリートコレクション
参考にしてみてください。
※こちらの動画は「BuzTv」様の貴重なyoutube作品です。


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