今回はドイツブンデスリーガの実現場で実際に僕がストレッチの際に気をつけているポイントをご紹介します。
疲労をため込まない体、しなやかな体を養っていきましょう!
ブンデスリーガの状況
ブンデスリーガのチームでは、練習後は大きな筋群を中心にゆったりとじっくり伸ばすストレッチをしています。
僕はストレッチングしている中で、うまくできていない選手や苦手な選手などを中心にサポートします。
ストレッチとなるとどうしても伸ばしたい筋肉を伸ばすことに意識が行きがちで、個々の選手の筋肉の柔軟性の特徴や癖をできるだけみて、その選手にあった角度や方法を提供してます。
ストレッチで意識している事
ターゲットの筋肉を伸ばそうとするがあまりに、無理に腰がそってしまっていたり他の部分にストレスがかかったり、逆にベクトルがずれている選手もいるのでそのあたりにうまくサポートできるよう意識して心がけています。
ストレッチは一番身近なセルフケアエクササイズでありながら、日々自分の身体と対話するようにストレッチを行う事で、その日の自分の筋肉のコンディションの状態を把握する簡易バロメーターにもなりえます。
個人でも意識するだけで効果的に自分に合ったストレッチができるようになりますのでポイントをみていきましょう。
効果的なストレッチをするポイント
◆一番伸びる角度や姿勢を探しましょう。そして見つけましょう。
◆全身行うことが理想ですが、気になる部分は特に入念に。
具体例
例えば、一般によくおこなっているもも裏やふくらはぎのストレッチをするとしましょう。
同じ筋肉でも身体の使い方や癖は様々なので固まっている筋肉や疲れている筋肉は異なります。
自分にあった伸びやすい姿勢やポジションを探して見つけましょう。
<ポイント>
◆一番伸びる角度や姿勢を探しましょう。そして見つけましょう。
◆つま先の向きや足関節の角度を意識して変えてみよう!
◆膝を伸ばしている方がいいのか、軽く曲げている方がいいのか?
ちょっとした角度や向きで感覚が変わります。
一番心地いいストレッチ感があるポジションでより効果的なストレッチになるように心がけてみて下さい。
まとめ
ブンデスリーガでは練習前はストレッチでけでなく体幹トレーニングや可動域を意識したトレー二ング、エクササイズを積極的にして、動きのある刺激を入れるメニューを多くしています。
練習後は大きな筋群を中心にゆったりとじっくり伸ばすストレッチをしています。週に1、2回ヨガの講師をチームに呼んで選手はストレッチングの指導もうけています。
今回ご紹介した大きな筋肉をほぐしていくストレッチは練習後に積極的にとり入れたいメニューです。
以前ご紹介した忘れがちな足裏のケアとセットで練習後メンテナンスを行なっていきたいですね。
足首のテーピングをしている人は必須です!
是非参考にしてみてください。