アスリートにお勧めする「バランスの良い食事形」は、
主食 + 主菜 + 副菜(1,2品)+ 汁物 + 果物 + 乳製品
の組み合わせです。これは、日本の昔ながらの食文化である「一汁三菜」に「果物」と「乳製品」を追加した形です。
備考:
◆主食: ご飯、パン、麺類、シリアル、いも類など
◆主菜:肉、魚、卵、大豆製品などメインの料理
◆副菜&汁物:野菜、きのこ類、海藻類など
米国オリンピック・パラリンピック委員会においても、目的別(調整期・通常練習期・ハードトレーニング期)にバランスの良い食事が推奨されています。
https://www.teamusa.org/nutrition
(United States Olympic & Paralympic Committee HPより引用)
日本食はお皿の数が多いですが、アメリカはワンプレートですね。
国によって、このような食文化の違いはありますが、
アスリートに推奨される食事として「バランス良く食べる」という点は共通しています。
もう一歩踏み込んで、「なぜバランス良く食べるのか」について簡単に解説させていただきます。

・管理栄養士・公認スポーツ栄養士・IOC Diploma in Sports Nutrition・オーストラリア国立スポーツセンター(AIS)アシスタントスタッフ(2016年~)・全日本スキー連盟ハイパフォーマンスサポートスタッフ(2016~2018年)・日本バレーボール協会 医科学スタッフ(2017~2021年)・日本スケート連盟フィギュアスケート部医科学スタッフ(2020年~現在)などの日本代表チームに対する栄養サポート経験等を経て、現在は大学で研究活動にも取り組んでいる。