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【栄養指導から学ぶ】最高のコンディションを作る-編- Vol.3
2021.08.02(更新日2021.08.18)

このシリーズでは、プロバイオティクス酵素サプリメントの「アーゼライト」のサポートで、京都大学男子ラクロス部の選手に対して行っている月1回の管理栄養士さんによる栄養指導内容をご紹介していきます。

 

栄養指導を元にどのような考えのもと、どのような対策と具体的な行動をおこし、どのような結果や課題が出てくるのかをシーズンを通してチェックしていくシリーズです。

 

「栄養指導ってどうなの?」

「こんな時ってどんなものを食べれば良いの?」

など、実際の栄養指導の内容からヒントと学びを得ることも多いと思います。

 

目的の違う5名の選手に個人指導を行なっています。

自分の目的に近しい選手の栄養指導内容を見つけてチェックしてみてください。

>>>他の選手を見る

 

選手Kの場合

最高のコンディションを作る-編- Vol.3」では、選手Kに向けて6月に実施した食事カウンセリングのフィードバックの内容をもとにお伝えします。

 

【ゴール設定】

コンディションを管理し、怪我のない、最高のコンディションを作れるようにする

目的:安定したプレーを実施し練習効率を上げるため

 

現状の課題

再びの自粛による体重の増加→自粛で量を減らした、今後どうするか。

夏による食事の変化(うどんなどの麺類の増加で主菜のおかずを食べないときがある)

 

 

これまでの取り組み

朝の食事に卵を2個摂取する。

日頃の水分摂取。(朝:500ML、その他:1.5L)

夜に発酵食品(納豆)を食べる。

●練習後の補食摂取。

 

カウンセリングの内容

どう改善していくか

◆食事量や水分補給について

活動自粛中に量を1.5合から1.0合に減らしていたのを元に戻す。

 (2週間後に試合があるのも含め栄養はしっかり取った方が良いので)

・夏に向けて栄養摂取、水分補給を強く意識する。

特に発汗量が夏には増加するので水分を強く意識する。

 

 

 

◆夏に向けて麺類が増加することについて

・基本的に麺一玉に対して米0.5合の割合なので麺を食べるにしても3玉食べる。

・上記の量を守れば、うどんと麺自体にはそこまでの違いは無いが、懸念される点が2点ある。

(1つ目は、米の方が水分量が多いため、他での摂取で補わないといけない。)

(2つ目は、噛む量が減少して唾液の分泌が減ってしまう)

 

1つ目に関しては、水分摂取は行えるが、噛む意識が中々できそうにないので麺類を食べる習慣を週の半分以下にする。

また、麺類の食事の際に主菜のおかずを食べなくなることに関しては、トッピングなどで茹でた肉類をトッピングするなどのアドバイスをいただいたが、茹でることで油が失われるので一品通常の米を食べる際と同様に主菜を作る。

 

発酵食品のヨーグルトから納豆への変化

ヨーグルトから納豆への変化はOK!

挽き割り納豆でも問題ないが、粒が細かい分噛む量が減少してしまうので、再び水分の意識を行う。出来れば納豆はしっかりかき混ぜた方がいいが、そこは好みに合わせて対応する。

 

【具体的な取り組み】

◆食事量は自粛前に戻し、夏に向けて特に水分の量を意識。

◆麺を食べるのは週の半分以下。

食べる際は他での水分摂取としっかり咀嚼することを意識。

食べる量も3玉。プラスでしっかり米の時と同様の主菜を食べる。

◆発酵食品は納豆で摂取。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

実際の選手の課題とそれに対する栄養士さんのアプローチ、選手の具体的な行動をご自身に置き換えて参考にしてみてください。

 

栄養指導フィードバックをもっと見る場合はこちらからご確認ください。

>>>栄養指導記事

 

栄養指導はアーゼライトの提供です。

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腸内環境は多重活性酵素とプロバイオティクスでケアする 腸内環境の改善は、善玉菌を増やし腸内細菌のバランスケアを意識するだけではなく、腸内に運び込まれる食べ物の消化に対してもアプローチが欠かせません。
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