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【加速・減速・方向転換ができるアジリティとボールコントロールを養おう!】
2019.10.29(更新日2021.02.11)

 

今回は鬼ごっこに近い形アジリティトレーニングをご紹介します。

 

導入ではボールを使いませんが、後からボールも使うので、楽しみながら実践できるトレーニングになっています。

 

現代サッカーで求められる高いレベルのアジリティとボールコントロール

私が指導しているイングランドでも、速いテンポやスピードにおけるボールコントロールができる選手を育成できるようにしています。

 

実際、近年イングランドではスターリング(マンチェスターシティ所属)やサンチョ(ドルトムント所属)、ハドソン・オドイ(チェルシー所属)など素早い加速・減速や方向転換をベースとしたドリブルが得意な若手選手を多く輩出しています。

 

このトレーニングではアジリティとドリブルの両方が向上できるようになっています。

 

トレーニングの方法

参照「@ONA_Football」twitter

写真のようにマーカーで四角を作り、正対した状態からスタートします。

四角だけでなく、三角や丸で変化を持たせて実施するのもオススメです。

初めはボールなしで実施してみましょう!

◆合図で30秒から1分間、鬼ごっこをしてください。

◆ルールはコーンの外側を回る。それだけです。

負荷の高い運動になりますので、セット間はプレーと同じ時間かそれ以上の休憩を挟んでください。

 

ポイント

常に相手を見ながらプレー。

曲がり角で減速、細かいステップで小回りが利くようにターンして再加速しましょう。

 

ボールを導入するケース

参照「@ONA_Football」twitter

ボールが導入されたら、ボールと相手を両方見れるように

また、タッチの質も重要になります。

参照「@ONA_Football」twitter

◆曲がる際に小さなタッチ。

◆加速する際は大きくなりすぎない。

◆上記を意識しながらもスピードに乗れるタッチを。

体が常にボールを触れる距離にあることも重要です。鬼が方向転換した際に、こちらも切り返す必要があるからです。

実際のプレーイメージとしては、相手の位置を把握しながらプレッシャーから逃げるようなドリブルになると思います。

 

まとめ

現代サッカーでは状況を認知して素早く加速・減速・方向転換できるアジリティが重要視されています。

 

かつ、ボールコントロール、特にドリブルはサッカー選手として成功するためには不可欠な能力です。

 

このトレーニングでは上記のどの要素も含まれていて、かつ楽しく行えるのでぜひ取り入れてみてください。

 

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※今回ご紹介した動画は「@ONA_Football」様の貴重なTwitter作品です。

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日本で主にジュニア年代を3年コーチをした後、本格的にコーチングを学ぶためにイングランドへ。 現在イングランド4年目。キッズやジュニア、ジュニアユースのコーチや女子大学生の監督など幅広いカテゴリーを経験。

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