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海外で注目!?【低炭水化物高脂質食のメリット・デメリット】
2019.05.14(更新日2025.07.18)

低炭水化物高脂質食(LCHF食)の一例

一般的な日本食というと、

ごはん+主菜+副菜2品+汁もの

の一汁三菜スタイルでしょうか。

 

一般的な日本食は、エネルギー摂取量に占める炭水化物の割合が約60%、たんぱく質が20%、脂質が20%程度となります。

 

アスリートの食事においては、摂取エネルギー量は多くなりますが、炭水化物、たんぱく質、脂質の比率は大きく変わりません。

 

しかし、近年、競技力の向上を目指したアスリートが、

低炭水化物高脂質食(Low Carb Hight Fat diet:LCHF diet)

に取り組んでいることもあります。

 

「何それ?そんな食事法、初めて聞いた!」

という方が多いかもしれません。

 

私も、かつては、高脂質食とアスリートの食事が結びつかずにいましたが、2016年から、オーストラリア国立スポーツセンターの研究に携わらせていただき、日本では馴染みのない食事戦略についても、理解が深まってきました。

 

アスリートを被験者とした研究の中で、様々な食事法と栄養戦略が検証されていましたが、特に興味深かったものが、低炭水化物高脂質(LCHF)食です。

 

また、最近、LCHF食についての質問をいただく機会も増えました。

そこで、今回は、アスリートが実践しているLCHF食の一部をご紹介したいと思います。

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・管理栄養士・公認スポーツ栄養士・IOC Diploma in Sports Nutrition・オーストラリア国立スポーツセンター(AIS)アシスタントスタッフ(2016年~)・全日本スキー連盟ハイパフォーマンスサポートスタッフ(2016~2018年)・日本バレーボール協会 医科学スタッフ(2017~2021年)・日本スケート連盟フィギュアスケート部医科学スタッフ(2020年~現在)などの日本代表チームに対する栄養サポート経験等を経て、現在は大学で研究活動にも取り組んでいる。

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