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【冬場のパフォーマンス管理】「食」で体温をコントロールしよう!
2019.01.15(更新日2025.09.21)

冷え込む日が増えてきましたね。

 

冬になると「今日はなんだか体が動きにくい」「ケガをしたことのある部位がうずく」「試合序盤の動きがかたい」といった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

 

アスリートの皆さんは日常生活を健康的に送ることはもちろんですが、加えて、季節問わず競技パフォーマンスを上げ、結果に繋げたいですよね。

 

そこで
今回は、寒い冬でもベストコンディションを維持する方法を、体温調節の観点からご紹介します!

 

体温を上げた方が良い2つのメリット

みなさんの平熱はどのくらいですか?

成人の理想体温は36.5~37℃と言われていますが、運動不足や食事内容の変化、過度のストレスなどにより、現代人の体温は下がる傾向にあります。

日本人の平均体温は約36℃という報告もあり、平熱が36℃以下の「低体温」の人も増えているようです。

ウォーミングアップという言葉もあるように、アスリートにとって体温を上げることはとても大切なこと。

体温を上げると以下のような効果が期待できます。

メリット1 持久力の向上

体温が上がると心拍数が上がり、血流量が増え、血管が拡張することで、運動時の酸素・エネルギー供給もスムーズに行われます。するとバテにくくなったり、競技終盤も集中力が継続、判断力や危険を察知する能力が鈍らないなどの、パフォーマンス向上に繋がる1つの要因となります。

メリット2 関節可動域の拡大

体温が上がると筋温も上がります

筋温が上がると、筋や腱が柔らかくなり、関節可動域が大きくなります

これは、過度のねじれや伸展による筋損傷や肉離れなどの傷害を防ぐ予防対策としても意識したいポイントの1つになります。

 

「食」で体温を上げる3つのポイント

それでは体温を上げる具体的な方法を見ていきましょう!

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