日本とオーストラリアのプロテインの違いを感じた体験があるのでご紹介します。
サプリメントショップが点在
オーストラリ(シドニー)の街中を歩いていると所々にサプリメントショップを見かけます。
日本ではあまり見かけないのですが、健康志向やトレーニング、ボディーメイク思考が高い方が多い、ここシドニーではこのようなサプリメントショップが存在します。
高いプロテインほど酵素を配合している
とある、ショップに入った際に店員さんとの会話の中で質問したことがあります。
同じメーカーのプロテインでもなぜ高い物と安い物があるのか?と・・・
「消化酵素が入っているからだ!」と言われたいのを今でも覚えています。
もちろん、コスト差は酵素だけではないと思いますが、酵素入りは高いということを言いたかったのだと思います。
実は、海外のプロテインの中には「消化酵素」が配合されているプロテインが結構存在します。
でも、日本のプロテインの中に「消化酵素」が含まれているものは殆ど見かけません。
なぜプロテインに酵素なのか?
コロラド州立大学の調査によると、タンパク質の消化は一部胃で行われることもあるが、消化プロセスの殆どは腸内で行われるといいます。膵臓でプロテイン(タンパク質)の消化酵素であるプロテアーゼが小腸に放出され、消化作業をスタートされると言われています。
また、筋肉発達の専門家であるHelen Kollias博士によると、
「消化プロセスをより効率的に行うためには、特定の消化酵素を摂ることで体内でのホエイタンパク質の吸収を改善できる」と言っています。
また、「吸収できなかったタンパク質は脂肪として貯蓄されエネルギーとして使用されるもしくは、排泄される」とも言っています。
詳しくはこちら(英文)
http://livewell.jillianmichaels.com/whey-protein-useless-digestive-enzymes-5361.html
つまり、プロテインに酵素が含まれているというのは、タンパク質の吸収を高める目的ということです。
それ故に、海外製のプロテインには消化酵素が含まれています。
こちらは、シドニーのサプリメントショップで見つけた「GNC社」のプロテインのラベル写真です。
ちゃんと酵素として「プロテアーゼ」と「ラクターゼ」を配合しています。
プロテインに酵素をトッピング
それ以来、私は自分の好きなプロテインに自分で酵素サプリメントをプラスして使用しています。
そうすれば、無理に酵素入りのものを海外から取り寄せる必要もありません。
海外に出てみると、情報が豊富で見方も変わりますね。
是非、体作りの参考にしてみてください。
次世代のトップアスリートのためのスポーツメディア「アスリートコレクション」編集部です。