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【米国フィットネストレンド情報】from NY 定着してきたIIFYMという食べ方とその落とし穴?!
2017.09.12

 

今回はフィットネス大国アメリカのトレーニー達がこぞって行っているIIFYMという食事方をご紹介。

間違った方法で行うと思わぬ落とし穴あったりします!

間違わないように確認しながらみていきましょう!

 

 

IIFYMって何?

 

まずIIFYMとは英語でIf It Fits Your Macros(マクロ栄養素の摂取量を守っていれば・・・)の頭文字を取ったもの。いまや自分の活動量や目的に合わせ1日に必要なマクロ栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)の量と総摂取カロリーを計算してくれる様々なアプリがリリースされていることから誰にでも取り入れやすい食事法として広まっています。

 

単なる摂取カロリーの計算だけをする食事法と違うところは三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)として知られるマクロ栄養素の摂取量を決めその量を守ること。そしてその範囲内であれば好みの内容の食事を摂って良いとされています。

 

 

IIFYMの魅力は極端な食事制限がない!

米国のお惣菜売り場
普通にプロテインコーナーがあります!

 

このIIFYMは別名Flexible Eating柔軟な食事方法)などとも呼ばれることから、食事のメニューが極端に制限されないのが魅力で人気を集めているようです。

 

「肉なら鶏」「野菜が多ければよし」「炭水化物は敵」というこれまでによく聞いてきた食事法を否定しています。

 

しかしこう言った流行には落とし穴もつきもの。流行っているからと曖昧な知識で行いダイエットに失敗したりする人が多いのも事実です。

 

それでは、ポイントをみていきましょう!

 

 

IIFYMを行うポイント!

プロテイン系アイテムの品数も豊富

 

このIIFYMを行う際には必ずマクロとカロリーの計算を管理しなければいけません。それを理解せずに行うとマクロの摂取量に合わせてオーバーカロリーになったり、カロリー内で収めようとマクロが不足していたり、ひいては栄養管理に失敗しボディメイクの成果を出せなかったりするパターンもあります。

 

まずは・・・

マクロ(たんぱく質・脂質・炭水化物)の量を管理するのがポイント!

マクロ計算してくれるアプリを活用すると便利です。

 

そして・・・

カロリー管理も可能な限り細かくしましょう。

 

何気なく口に入れたアーモンドや、一欠片ならとつまんだチョコレート。無意識に飲んでいるジュースなどのドリンク類。どれもカロリーはカロリーなので、飲食したもののカロリーは必ずトラックしておくと良いでしょう。

 

ちなみに

NYで人気のアプリは「My Fitness Pal」です。日本でも利用している人を見かけますよ。

 

 

<更にワンポイント!>ミクロ(ビタミン・ミネラル)も考慮しよう!

これぞアメリカン!

 

実際にこちらのジムで知り合った中に、朝はプロテインシェイクとスーパーで普通に売ってる甘くてカラフルなシリアル昼には「This fits my macros(マクロ守れてるから)」と言いながらハンバーガーとポテトフライを平らげトレーニング前に「カーボ摂取!」と言いもう一度シリアルというマッチョな大男がいます。

 

彼が夜に何を食べているかは不明だが嫌いだと言っていたのでサラダではないでしょう。体格が大きい分この食事でも太りはしないがこの彼のようにマクロもカロリーも守れていても食事の内容が偏っていてミクロ(ビタミンやミネラルなどの微量栄養素)の摂取が疎かになってしまうパターンも。健康志向の私としては「???」となってしまいます。

 

 

このIIFYM、正しく行えば極端な食事制限もなく目的達成を目指せる可能性が高い方法だと思います。

実践する際はマクロ+カロリー計算+ミクロの意識を大切にすると良いと思います。

是非参考にしてみてください。

 

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みむてぃ

アメリカNY州在住 これまでの豊富な海外経験を生かし、 美と健康の国アメリカで、ハッピーな身体と心をテーマに「世界基準の健康美」と「SELF LOVE」という生き方を広めるプロジェクトを立ち上げ、日本へアメリカの情報をお届けする架け橋を行う!

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