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【栄養指導から学ぶ】体重増加でプレーの幅を増やす-編- Vol.2
2021.07.19(更新日2021.08.18)

このシリーズでは、プロバイオティクス酵素サプリメントの「アーゼライト」のサポートで、京都大学男子ラクロス部の選手に対して行っている月1回の管理栄養士さんによる栄養指導内容をご紹介していきます。

 

栄養指導を元にどのような考えのもと、どのような対策と具体的な行動をおこし、どのような結果や課題が出てくるのかをシーズンを通してチェックしていくシリーズです。

 

「栄養指導ってどうなの?」

「こんな時ってどんなものを食べれば良いの?」

など、実際の栄養指導の内容からヒントと学びを得ることも多いと思います。

 

目的の違う5名の選手に個人指導を行なっています。

自分の目的に近しい選手の栄養指導内容を見つけてチェックしてみてください。

>>>他の選手を見る

 

選手Iの場合

「体重増加でプレーの幅を増やす-編- Vol.2」では、選手Iに向けて5月に実施した食事カウンセリングのフィードバックの内容をもとにお伝えします。

 

【ゴール設定】

体重:6月後半に70kg代に乗せる(現在の体重:69.5kg)

目的:8月に始まるシーズンまでに71kgにするため

 

現状の課題

総じて摂取カロリーが少ない。

特に練習が午前中にあるのに、朝の摂取カロリーが少ない。

 

 

これまでの取り組み

前回のカウンセリングを経て、

<朝食に糖質をしっかり摂るために>

●卵かけご飯とバナナにした。

 

<植物性タンパク質を摂るために>

●1日に一つは冷奴を食べた。

●プロテイン摂取時等に豆乳を取り入れた。

●間食はバナナとプロテイン、ホットサンドとプロテイン等を摂取した。

 

カウンセリングの内容

どう改善していくか

現状の食事内容でも目標体重に乗せるためには摂取カロリーが少ない。

1か月に1kg程体重を増やすには、今までの食事+500kcal程摂取する必要がある。

 

そのため、間食を必須にし、朝食の量を増やす。

摂取カロリーを増やすための工夫として、プロテインと糖質を一緒に取ったり、冷奴にごま油を垂らす方法がある。

 

 

【具体的な取り組み】

朝食

卵かけご飯(卵2個)、バナナ、牛乳orヨーグルトにする。

間食

バナナ+プロテインもしくはホットサンドを必須にする。

 

2週間経過したところで上手く体重が増えていなかったら、食事を見直す。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

実際の選手の課題とそれに対する栄養士さんのアプローチ、選手の具体的な行動をご自身に置き換えて参考にしてみてください。

 

栄養指導フィードバックをもっと見る場合はこちらからご確認ください。

>>>栄養指導記事

 

栄養指導はアーゼライトの提供です。

 

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