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【卵はアミノ酸バランスが理想的!】様々な調理法で毎日の食事に取り入れよう!
2017.10.10(更新日2021.05.27)

 

完全栄養食(栄養をバランス良く豊富に含む食品)と言われているは、良質なたんぱく質が豊富に含まれており、ビタミンミネラルのバランスもとても良いです。

特に卵は必須アミノ酸が理想的な割合で含まれています。

 

◆アミノ酸スコアは最高の100点!

◆プロテインスコアも最高です!

◆消化・吸収にも優れた食材!

 

私たちの身近にあり、安価で調理のバリエーションも豊富な卵。

卵の栄養や効果を知ってもっと活用しましょう!

 

「たまご」6つの健康効果

【コリン】脳の活性化・生活習慣病の予防

卵黄に含まれているコリンという物質が、脳を活性化し、記憶力アップやボケ防止、アルツハイマー病の予防に効果的です。コリンを多く摂った人の学習能力が25%アップしたという実験結果もあります。

 

コリンには中性脂肪の量を調節する働き血管を拡張させ血圧を低下させる働きがあるので、メタボリックシンドロームや高血圧、脂肪肝などの予防や改善にも効果的です。

 

卵は食品の中で最もコリンの含有率・吸収率が高いです。

 

【リゾチーム】風邪の予防

卵白にはリゾチームという酵素が含まれています。

リゾチームは風邪の原因となる細菌などを溶かす働きがあり、風邪薬の原材料としても使われています。

 

【アミノ酸】免疫力アップ・美肌など

アミノ酸のアルギニングルタミン免疫細胞の働きを助けてくれます

プロリンは、体内に吸収されたたんぱく質やアミノ酸からコラーゲンを合成する機能を促進させる働きを持っています。壊れた皮膚のコラーゲンを再生し、シワやシミを防ぐ役割を果たします。肌周辺にプロリンが多いと肌に弾力や張りが出ます。

その他にも、それぞれのアミノ酸が様々な役割をして体に働きかけてくれます。

 

卵1つで1日に必要なアミノ酸の1/3を摂取出来ます。

 

アミノ酸の特徴

食品に含まれるアミノ酸は、一つでもレベルの低いものがあると他のアミノ酸もそのレベルまでしか働かないという特徴があります。

なので、必須アミノ酸がすべて配合されていても、1つの必須アミノ酸の含有量が少ないと、その他の必須アミノ酸の働きが悪くなる可能性があります。そのため、バランスよく必須アミノ酸が含まれている卵は効率良くアミノ酸を摂取することが出来るとても良い食材なのです。

 

ミネラルや抗酸化作用

卵はミネラル成分に関しても、鉄分はほうれん草の2倍カルシウムは牛乳の1.5倍です。そして卵黄に含まれるカロチノイドやアミノ酸の一種であるグルタチオン、さらにビタミンA、B6、Eなどには抗酸化作用もあります。

 

気になるコレステロールも大丈夫!

卵黄に含まれるレシチンというリン脂質は、コレステロールの体内での蓄積を抑え悪玉コレステロール値を低下させる働きがあります。またオレイン酸という脂肪酸にも悪玉コレステロール値を低下させる働きがあります。

 

たまごの食事活用法

卵から摂取出来ない栄養は、食物繊維ビタミンCです。

食物繊維、ビタミンCが摂れる食材と一緒にバランスの良い食事を目指してみて下さい。

必須アミノ酸が一つでも少ない食材があれば、卵をプラスすることでバランスよく摂取することが出来ます。

例えば、納豆は一部の必須アミノ酸(メチオニン)が少なめですが、卵をプラスすることでアミノ酸スコア100のバランスの良いものになります。

 

身近な食材たまご、調理のバリエーションも豊富です。是非活用して下さいね。

 

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アスリートコレクション編集部

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