今回は、ポーランド代表であり、バイエルンミュンヘンのストラーカー「レヴァンドフスキ選手」のリハビリメニューについて、個人的な見解を踏まえてご紹介します。
情報
ポーランド代表FWのロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)が2021年3月28日に行われたWカップ予選のアンドラ戦で63分で負傷交代をしました。診断としては、右膝の内側側副靱帯損傷で初めは5〜10日間と診断され、その後クラブに戻った後に予想よりも深刻であるとされ全治4週間と報道されていました。
受傷直後では膝周りの筋肉の緊張が高いことから正確な靭帯損傷の程度の診断が難しい場合が多いです。そのため、ニュース報道のように最初の診断とは違う診断が起こってしまうことはあることです。
【バイエルン所属レヴァンドフスキ選手】室内でのリハビリメニュー解説
おそらくですがこれらの情報からは内側側副靭帯のGrade IIという損傷程度であることが予想されます。
そのため、靭帯としては少し伸びた状態にあり、膝関節の不安定性や筋肉の緊張や萎縮なども多少はみられると思われます。
これらを考慮して、一般的な室内でのリハビリ内容としては
◆大腿四頭筋やハムストリングス
◆内転筋などの筋肉の強化
◆コーディネーションの再教育
などが挙げられます。
実際にyoutubeでレヴァンドフスキのリハビリの動画がみれます。その動画で行われているリハビリメニューを元に個人的な見解も踏まえて解説していきます。
それでは実際にレヴァンドフスキが行なっていたリハビリメニューを見ていきましょう。

2014年からオランダに渡り、フリーランスとして治療院を開業。その傍ら理学療法士として、リーグ4部のアマチュアサッカーチームやプロサッカーチームのユースチーム、オランダ柔道ナショナルチームに携わる。2019年よりサッカーベルギー1部リーグ「シントトロイデン」からオファーをもらい、メインの活動の場をベルギーへ移す。