今回はジュニアアスリートの保護者様から非常によくいただくこちらのテーマについてです!
プロテインやサプリメントは、手軽に栄養素を補える便利なものです。
しかし、ジュニアに限らずどの年代のアスリートも共通して言えることですが、「摂れば摂るだけいい」なんてことはありません。
ジュニアアスリートがプロテイン活用を判断する際のポイントをまとめてみました!
①基本的には不要
これはあくまで私の考えですが…
“基本的には”ジュニアのうちはプロテインを積極的に飲む必要はないと思っています。
3食の食事(場合によっては+補食も)をバランスよく摂取できていれば、大きく不足することはありません。
また、ジュニアのうちは、自分に必要な食事・食材を理解し、選択できる力を養うこともかなり重要です。
まずは食事をアスリートタイプの食事に整えていく(できるだけ近付けていく)ことをおすすめします!
②過剰摂取にならないか
体格がかなり大きいわけではないようなジュニア選手が、量も内容も充実した食事を摂取できているうえに、プロテインやサプリメントを摂取すると、栄養素によっては過剰摂取になってしまう可能性があります。
過剰摂取になると消化・吸収障害や内臓の負担増加、過剰症のリスクがあります。
細かな過不足は定期的に管理栄養士にチェックしてもらい、フィードバックをもらうことをおすすめします!
③アレルギー・好き嫌いなどにより不足しやすい栄養素がないか
アレルギーや好き嫌いがかなりある選手や偏食の選手は、それにより不足しやすい栄養素を補うためにサプリメント類を活用することがあっても良いと考えます。
しかし、好き嫌いに関しては、初めからサプリメント類に頼り切るのではなく、食べる努力を持ち、調理を工夫して対応することも必要です。
また、成長に伴いある程度は減ってくるものです。
そして不足しやすい栄養素を別の食材から意識して摂取するよう心がけましょう!
いかがでしたか?
周りがみんな飲み始めたから…
摂った方が良さそうだから…
というコメントをよくいただきますが、成長のスピードや食環境、体はみんなそれぞれ違います。
基本は食事から、そして自分の過不足に合わせてチョイスしていきましょう!