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【尖った能力は必要】だからこそ異分野に目を向ける視野の広さは大切にしたい。
2018.02.21

 

全然違う競技に目を向けるとヒラメキがあったりする。

冬季オリンピック真っ盛りで、普段あまり意識的に見ることのない競技に目がいく。

そんなオリンピックの盛り上がりを横目に、水泳選手のトレーニングに関する記事を読んでいた。

 

陸上で行われるトレーニングがいったい水の中で行われる泳法にどうリンクしてくるのか?

そんなことを説明してくれる文章を読んでいたら

「なるほど」

と思うことがよくある。

今日もあった。

と同時に、これってサッカー選手も同じなんじゃないかな?と感じる。

 

水泳は体一つで競う競技であるため、体の使い方が命といっても過言ではない。

逆に、サッカーは体の使い方以外にもボールコントロールであったり、駆け引きであったり、様々な要因が絡んでくるので総合力で戦う感じ。

 

それ故に身体能力が多少低くてもボールコントロールや駆け引きでカバーできたりする一方で、自分の弱い部分には目が向かなかったりする。

特に、ボールコントロールや技術が華やかに見えるのでついついボールスキルに目がいきがち。(決してボールスキルをないがしろにしている訳ではない。)

そういった意味で、身体能力だけに目を向けた時、身体能力のベースをアップしてあげるだけでも総合的なスキルアップになると思っている。

だから、体一つで勝負する水泳には体の使い方を学ぶ上でヒントになる要素があると思っている。

 

 

日本では、サッカーはできるが他の競技は全く出来ない。

そんな話もよく耳にする。

長い目で見て、カテゴリーがレベルアップしていくにつれて身体能力としての体とのコミュニケーション能力は必要であり、パフォーマンスアップに欠かせない要因の1つになってくる。

 

現在行われているオリンピックでもサッカー選手のスキルアップに繋がるヒントは転がっていると思うし、そんな風に思いながらオリンピックを楽しんでいたりする。

 

スポーツも仕事もそうだと思うが、1つの尖った能力を手に入れていくことはとても大切だが、尖らせる為にも幅広い視点から磨きをかけていったほうがより尖り始めたりするものだと思う。

 

異分野に目を向ける視野の広さは大切にしたい。

 

 

 

サッカー選手にも通じるものがある

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中出寛省

ACトレーニングコーディネーター株式会社サモリット
【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体
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