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「食が細い」そんな集団が1年で体格・身長・食いっぷりが変化!
2018.03.12(更新日2025.10.23)

「食が細かったのに、1年で身長は10cm伸び、体重は10kg以上増えました」

先日、定期的に選手の状態を見させていただいているジュニアチームの監督さんから喜びの連絡を頂いた。

中学生、高校生の時期は、成長期で身長や体重がグーンと伸びてもおかしくないのだが、アスリートとなるとそうはいかない時がある。

僕、自身が高校サッカーをしていた10年以上前。身長が伸びなくて悩んだ。

そして、今は監督や選手、父兄の方から身長はどうすれば伸びるのか?体重はどうすれば増えるのか?体はどうすれば大きくなるのか?

と相談を受ける。

今も昔も変わらない悩みがジュニア・ユース世代の選手にある。

現代は、昔と比べて環境も技術も物や情報も豊かになった。
にも関わらず、解決されていない悩みの1つがこの悩みなのではないだろうか?

食事に対しては「とにかく食べる」それしか方法はないのだろうか?
もし、今の自分が高校時代の自分にアドバイスができるとすれば、これから紹介する食事方法を紹介するだろう。

食事から日本のフィジカルスタンダードを変える」そう言ってもいいくらい食事への取り組みにはまだまだ伸び代があると思う。

食事への意識を変えて結果を出したチーム事例

1年前、とあるジュニアチームはこんな悩みを持っていた。

体重が増えない、トレーニングの強度を上げれば、体重が減る。
体重が減ると、体調を壊す、トレーニングを休む。
この繰り返しで、トレーニングが積み上げられない。
強度があげられないので、レベルアップが測れない。

食事に関しても、おにぎり1つ食べるのも苦痛な選手が沢山いた。
食欲がそもそもない。
食への楽しみを感じていない。
食べなきゃいけないのに食べれない。

そんな状況だった。

そこで、食事に対する考えを変え、習慣を変えた。
結果、1年後に身長は約10cm、体重は約10kg増やすことに成功した。

彼らの考えはこうだ。

沢山食べさせる事は勿論だが、食べるようになる方法を考えてアプローチする

食べれない。という選手に対して無理に食べさせるのではなく、食べられるようになる工夫を考え取り組んだ。大きく分けて3つのアプローチがある。

成果を出した食トレ3つのアプローチ

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