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【暑い季節に体重が減ってしまう選手必見】体重維持対策!
2021.09.02

夏になると体重が減ってしまう選手、多いですよね!

そもそも食欲が減ってしまって、食べる量が少なくなる方や、

食べる量は変わっていないはずなのに、なんだか減っていってしまう方。

どちらのタイプの方も、この記事を参考に日々の食事を振り返り、原因を把握して改善していきましょう!

 

原因①暑さにやられて食欲が減ってしまっている

暑くなると、ほかほかのごはんを食べることがつらく感じる方も多いはず。

あっさりしたサラダやフルーツなどの割合が増える日も多くなるのではないでしょうか?

食事量減少に伴い、摂取エネルギーが減少してしまっています。

 

エネルギーゼリーやバナナなど自分が食べやすいものを見つけて、”意識的に”摂取するようにしましょう!

 

1回で食べる量を増やすことが難しい方は、食事回数を増やしてこまめに補食をとるようにしましょう!

 

毎回の食事にこだわりすぎず、1日・1週間という長い目線で摂取量を調整しましょう!

 

 

原因②食べてはいるけど、知らず知らずのうちに摂取エネルギーが減ってしまっている

3食+補食は変わらずしっかり食べているのに減ってしまう方

食事回数やボリュームは変わっていないかもしれませんが、エネルギー量(kcal)も同様に維持できていますか?

 

暑い季節はさっぱりしたものを好み、チョイスしがちです。

脂身の多いお肉を避けていたり…

茹で料理、蒸し料理を好むようになっていたり…

それに伴い脂質の摂取量が大きく落ちてしまっている可能性も。

 

脂質は摂り過ぎもいけませんが、適度に摂取する必要もあります。

他の栄養素に比べるとgあたりのエネルギー量も多いため、少量でしっかりエネルギー補給ができます。

 

体重がかなり減りやすい選手は、脂質をうまく活用することもおすすめです!

炒め物や揚げ物をうまく取り入れたり、ドレッシング替わりに良質な油(えごま油、亜麻仁油、オリーブオイルなど)をかけるようにしてみましょう!

 

 

原因③たんぱく質が不足してしまい、筋分解に傾いている

暑い季節はスルッと食べやすい麺類の頻度が増えます。

そうめん、うどん、そば、ラーメン…

食べる時に単品になっていませんか?

トッピングに肉や魚、卵などがついていることもありますが、ご飯の献立と比べるとどうでしょう?

少ないことが多いですよね!

 

たんぱく質が不足してしまうと、筋合成がスムーズにいかず、逆に筋分解に傾く可能性があります。

麺類をチョイスするときは、「たんぱく質源が不足していないか」を確認し、トッピングやサイドメニューで調整するようにしましょう!

 

いかがでしたか?

暑い季節でも、しっかり体作りを継続していけるよう、季節特有の陥りやすい状況になっていないか、振り返ってみてくださいね!

 

 

 

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奥隅知里

Jリーガー合宿栄養サポート/女子サッカークラブメディカルサポート/Jリーグチームジュニアスクール/自転車競技/陸上競技/女子ラグビー/一般向け健康指導/ダイエットサポート

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