
近年、腸の状態を整える「腸活」という言葉が飛び交うようになりました。さらには、腸内で良い細菌を育てる「菌活」とい言葉も登場するほどに。
試合や遠征で食環境が変わりやすいアスリートのコンディショニングを考える上でも、重要なポイントとなる「腸」の状態。
今回は「良い腸の状態」をつくるための食事のポイントをご紹介いたします。
食事や生活リズムの調整とともに、腸の状態を整えて、コンディショニングへアプローチしていきましょう!
「腸の状態」とは?
私たちの腸の中には、驚くほど多くの種類の細菌が生息しています。
その数なんと1,000種類以上、重さは1~2㎏に相当すると言われています。
このように非常に多様な細菌が、それぞれバランスをとりながら共生しています。それはまるで、お花畑(フローラ:(英)flora)のようにも見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。(※正式名称は「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と言います。)
そして面白いことに、個人によって、細菌の割合や、保有している菌の種類が異なり、十人十色の腸内フローラが存在するのです。
良い腸内フローラの状態とは?
【1】菌の種類が多いこと(多様性があること)
細菌の種類により発揮される力も異なるため、様々な種類の細菌を保有している方が腸の適応力があると考えられます。
特に、遠征が多いアスリートなどは、食環境の変化に適応するために、普段から様々な食品を食べて腸内細菌の多様性を高めておきたい
・管理栄養士・公認スポーツ栄養士・IOC Diploma in Sports Nutrition・オーストラリア国立スポーツセンター(AIS)アシスタントスタッフ(2016年~)・全日本スキー連盟ハイパフォーマンスサポートスタッフ(2016~2018年)・日本バレーボール協会 医科学スタッフ(2017~2021年)・日本スケート連盟フィギュアスケート部医科学スタッフ(2020年~現在)などの日本代表チームに対する栄養サポート経験等を経て、現在は大学で研究活動にも取り組んでいる。

















