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AthleteCollection / アスリートコレクション

食事やプロテインを無駄にせずに、結果に繋げるには?
2018.06.25(更新日2018.07.18)

 

僕はアスリートが体づくりをする際に「消化」を意識した食事がとても大切だと思っています。

食事を大切にしているアスリートなら尚更、食べたものを無駄にしない為に「消化」を大切にしなければならない。

 

 

先日、とある選手と話をしていてこんな事を言われた。

 

選手

「こういう意識は今まで聞いたことがなかったです。」

「どうして消化という視点に気がついたのですか?」

 

昔海外に少し住んでいた時、プロテインに酵素が入っているのを見かけたんです。これまでずーっとサッカーをやってきて「酵素」という言葉は聞いたことがありませんでした。でも、その酵素がタンパク質の消化や吸収の為に含まれているという事を知って、高校時代を思い出しました。

 

高校時代は丼飯3杯食べろ!という感じの世界がありました。その中で、同じ量の食事をしているのにどうして体が大きくなる選手もいれば全然変わらない選手がるのだろうか?と疑問を密かに感じていました。

 

この疑問が、酵素が含まれたプロテインと出会った時、点と点を結ぶように頭に浮かびました。

 

消化能力の差によって吸収されている量が違うんじゃないか?これが消化に興味を持ったキッカケです。

 

それ以来、

消化・吸収の大切さについてサッカー選手を始め、多くのジャンルのアスリートに消化・吸収を意識した食事の大切さをお伝えするようにしています。

 

今の時代は、スポーツ選手にオススメな食事やサプリメント、プロテインなどがいくらでも直ぐに手に入ります。

ただ、手には入るかもしれませんが、それを本当に生かせるかどうかは「消化・吸収」能力にかかっていると思っています。

 

どれだけ良質で、高級な食事やサプリメントを、どれだけ意識を高く持って多くの量を食べたとしても、「消化・吸収」されなければ意味がありません。

 

例えて言えば、穴の空いた桶に良質な水を注ぎ込むような感じです。

どれだけ良い物を桶に注ぎ込んだとしても、穴が空いていて流れてしまっては意味がありません。

食事も桶と一緒で、どれだけ良質な物を体内へ送り込んでも、しっかりと消化・吸収されて体内に取り込めなければ、流れてしまうだけだと思います。

 

せっかく、体の為に行なっている食事やサプリメントを無駄にせずに、結果に繋げるには消化・吸収を意識した食事がこれからのアスリートには大切だと僕は思っています。

 

こちらに消化を意識した食習慣を行う為の具体的な対策方法を4つご紹介していますので参考にしてみてください。

>>>【食で差をつける!】消化を意識した4つの食事法

 

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中出寛省

ACトレーニングコーディネーター株式会社サモリット
【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体
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